今年(2019年)の夏はホーランド・アメリカ・ラインのマースダムが横浜発着ということで、かなり気になりつつはあるものの日程とお値段であきらめ気味でいたのが6月初め。7月下旬と8月中旬からの2プランがあって、内側のお部屋でクルーズ代金20万円くらいから(その他チップと諸経費あり)。
しかも航路も私が気になっている清水港と四国の高松・高知・そして金沢という港が含まれています。金沢の後はウラジオストク→コルサコフ、そして北海道周遊。
とにかく気になってるのは金沢まで。あとは行ったことのないウラジオストクかな。日程が15日間と長いので、もう少し短くして北海道がなければ・・・と思って見ていました。どっちにしてもお高くて難しいけど。
ところがですよ!きのうメルマガで限定10組だけど、内側のお値段(内側自体も値下げされてたのかな)で(たしか128,000円)海側のお部屋にアップグレード!というお知らせが届きました。
すごいよね!
はい。行きたいのは金沢まで。それならば安くならなくてもいいから、全額お支払いしてもいいから、横浜乗船して金沢で下船しよう!そしたら乗れる!!な作戦を思いついたわけです。
でも、ここで立ちはだかるのがカボタージュ規制でした・・・。というか、カボタージュ規制に対する私の勘違いでした( ノД`)シクシク…
カボタージュ規制とは
カボタージュ制度
カボタージュ制度とは、自国の沿岸輸送、すなわち内航海運は自国船に限るというルールで、日本のみならず世界的に広く取り入れられているものです。我が国では船舶法第3条の規定に基づき、「法律若しくは条約に別段の定めがあるとき、外国籍船舶は海難若しくは捕獲を避けようとするとき又は国土交通大臣の特許を得たとき以外は、日本国内の港間における貨物又は旅客の沿岸輸送を行うことが出来ない」こととしています。
要するに、日本の国都交通大臣の許可がない外国船の場合は、日本の港だけを回る旅客船の運航はできません。なので、どこか外国を回る必要がありますというようなルールです。
カボタージュに対する私の勘違い
私はクルーズ船(客船)のことばかり頭にあって、貨物船のことは頭になかったんですよね。
そのため、「外国客船が日本発着する場合は、乗客を乗せて出発する港から行程を終了して乗客が下船する航路の間に、どこか外国港に立ち寄る必要がある」と理解していました。これが間違いだったんですよね。
実は、カボタージュ制度というのは「日本国内の港間における貨物又は旅客の沿岸輸送を行うことが出来ない」これなんですよね。
日本の客船や貨物船を守るためにあるルールでそのルール自体は私の頭にあったけれど、そもそも私はその制度のルールを間違えて認識していたわけです。はい。ざんねーん!( ノД`)シクシク…
横浜港乗船→金沢港下船ができない理由
twitterで「ホラーンドアメリカの区間乗船で金沢までで考えている」と言った私に、親切でものすごく船のことに詳しい方が「カボタージュだから金沢では下船できないよ」的なことを教えてくれました。
カボタージュですよね。知ってる知ってる!ダイヤモンドプリンセスに乗ったときの説明会で「外国船は外国に一度タッチしないとダメ」って言っていたアレよねー。って思いつつ、教えていただいた通り「カボタージュ クルーズ」でググってみました。なんでダメなのかなーって。
そしたら!!びっくり!今までの私にびっくりですよ(笑)
そう。外国船は日本の港から日本の港までの人や物のダイレクト輸送はダメなんだってーーー!勘違いしてた!
横浜から金沢では外国船による国内輸送になってしまう
私が、横浜で乗って外国にどこにも立ち寄らずに金沢で降りたら日本の港から日本の港へダイレクトに輸送されただけじゃんねー。とほほ・・・。
四国から釜山あたりによってくれてたら金沢でOKだったのかー(船会社が許せば)。
すごく勉強になった出来事でした。ありがとうございます(*’ω’*)
船旅スキニナルは船旅初心者の私とともに成長するはず!
このサイト(船旅スキニナル)は、船旅ビギナーの私が迷ったり困ったりしたことをまとめています。
今回のように間違えて覚えている事もたくさんあるかもしれません。でも、今回学習したことで次の計画には区間乗船の相談がしやすくなります。
私と一緒にこのサイトも成長していくといいなー。(英語力も一緒に・笑)
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