三世代旅には豪華客船クルーズ旅行がおすすめと気づいてしまった

三世代旅行にはクルーズ旅行がおすすめ

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祖父・母・孫の三世代旅行

小さいころから私と娘はあちこちに旅行に出かけています。二人旅のこともあれば、もちろん家族三人旅。それから私の両親を含めた5人旅など。

特に自由が利くという理由で私と母と娘の三世代三人旅は回数も多く、ダイヤモンドプリンセスでコルサコフ方面に向かった時も女三人旅でした。おかげで娘と母はわりと旅慣れていて、先日は娘と私の母の二人でハワイ島へ出かけてきました。

そして母が言うわけです。「今度は孫とお父さんで旅行に行かせてあげて」と。父も乗り気で「長崎か伊勢神宮がいいねー。行きたいって言ってたもんねー」などと言うわけです。

もちろん娘と父の「祖父&孫旅行」は無理なことはわかってます。ということは、私の出番ですよね・・・。アテンド役として。

父を連れて旅行に行くという事

私の父は、混雑が嫌い・食べ物にうるさい・自由に動きたい・人に合わせるのが苦手(合わせすぎて疲れてしまう)などツアー旅行にはとても向かないタイプなので、私が小さいころの家族旅行は必ず空いている時期の個人旅行でした。

そんな好みや自由にうるさい父も私たち家族と旅行に行くと、気を遣ってなのか遠慮してなのか自己主張をすることなくすべて合わせてくれます。旅館や料理屋で口に合わない料理が出てもその場で文句をいう事もなく、混んでいても遅れていても「仕方ないよな」と言ってくれます。

でもね、こんな気の優しい我慢強いタイプの男性じゃないんですよ、本当は。もっとあれこれ自分の思い通りに動きたいはずだし、好き嫌いは激しいはずなんです。でも私たちがせっかく誘ってくれているのだからと合わせてくれているんですよね。そして帰ってから疲れてしばらくグッタリが続いてしまうんです。

今回長崎旅行にしても伊勢神宮参拝にしても、飛行機や新幹線の乗り継ぎがあります。もちろん1泊旅行というわけにもいかないし、2泊するホテルも移動になるかもしれません。アテンドする私の立場としては、せっかくなら父にも心から楽しんでほしいと思っているので何カ月もこの三世代旅行について思案していました。

60代70代にはクルーズ旅行は最適じゃない??と思うポイント

父は来春70歳になります。元気だけど、疲れも出やすい年齢です。

飛行機や都会の混雑した駅で新幹線に乗り換えたりして慣れない宿に着いて、慣れない土地で観光して・・・。まだまだ父の中では赤ちゃんイメージのある私の娘(実際には中学生なので十分しっかりしています・笑)の心配をして。そんな父を想像しただけで私がぐったりです。

そんなある日、別の旅行のためにペラペラめくっていたにっぽん丸のパンフレットに「新春伊勢神宮参拝」コースを発見!

本当は春休みに・・・って思ってたけど、前倒しならOKじゃない?横浜発着だし、とても嬉しいコースです。

ポイント1)船内イベントが父世代(70歳)向け

父はあまり芸術には興味がなく、ミュージカルや狂言のイベントだったら退屈してしまうかもしれません。でもこのクルーズの船内コンサートのゲストは堀内孝雄さん。色々な芸事には興味のない父ですら知ってるであろう有名歌手。

これなら喜ぶはず!それどころか帰ってから自慢しちゃうくらいじゃないかしら。

ポイント2)食べ物も日本船クルーズなら口に合うはず

食事にうるさく、胃腸の弱い父。外国船の船旅でいいコースを見かけても父と一緒に行けるかはちょっと不安です。それは毎日洋食がメインのダイニングでの食事が最大のネックだから。でも日本船のクルーズならその心配がかなりなくなります。

特に乗客が少なく美味しい食事がとれると評判で、食のにっぽん丸と呼ばれているこのクルーズなら食事にうるさい父も美味しくいただけそう。もちろんダイニング以外でも食事がとれるクルーズ旅行はその時の調子に合わせて私たちに気兼ねなく父自身が食事の内容や量を選ぶことができるのもありがたいですね。

来年70歳の父に最適の旅のコースがクルーズ旅行としか思えなくなってきました(笑)

ポイント3)荷物の持ち運びやパッキンがクルーズならとっても楽!

また、大荷物を持って移動するのが苦手な私たちは車移動での旅行じゃない場合、荷物を宿に送ってしまいます。帰りはチェックアウト時に自宅に送っていただきます。

同じ宿に連泊する場合は前日にホテルや旅館に荷物を送ってしまえばいいけれど、違う宿を移動する場合は各宿ごとに宅配で荷物を送る必要があります。これがなかなか大変。

でも動くホテルと言われているクルーズ船での船旅ならば、荷物は船に送ってしまえばOKです。荷造りも移動の旅にする必要がないので3泊の旅行でも1度だけで済みます。

私たち母娘が荷物を運んでいると絶対に「持ってやる」と無理をするであろう父も船内に届いていて、さらに船内から自宅に荷物が送り届けられるなら無理をする必要がなくなりますね。

ポイント4)伊勢神宮参拝も寄港地観光ツアーにおまかせすればOK!

もし鳥羽港から伊勢神宮への行き方が公共機関では難しかったら、寄港地観光のオプショナルツアーに申し込んでしまえば安心です。私がアテンドしなくても、係員の方がアテンドしてくれます。もちろん迷うこともありません。

自分たちの目的とオプショナルツアーの行程をしっかり見比べてどちらがいいか決めたいと思います。

気になるポイントはドレスコードと船酔い

ここまで書いてきてクルーズ旅行以外にもう他のベストな旅行方法はないんじゃないかと思いますよね。でも気になるポイントもあるんです。

それはドレスコード。父に食事のたびにジャケットを着てもらうことが負担にならないかということです。ただ、船旅の提案をしたときに父が乗り気だったので、この辺りはすこし我慢して慣れてもらおうかなと思います。

最近はテレビでクルーズ旅行の特集などが多く放映されています。それを見て食事はきちんとした服装で・・・というイメージもすでに持っていてくれるといいんだけど。

もうひとつは船酔いです。

にっぽん丸はやっぱり小さい船なので、他の船よりは多少揺れやすいのかなという事と、冬なので海が時化てることが多いのかなという不安です。ただこれについては提案した時にすでに父に話してあります。「この間の北海道で乗ったフェリーよりはましだろ(笑)」というのでこちらは薬を持参しつつ運に任せようと思います。

父がクルーズ旅行を気に入ったら起きる事

父が定年を迎えてから、父と母で国内旅行に行く機会が何度かあるようです。

ただ、乗り継ぎや知らない土地での運転を考えると旅行会社のツアーに参加するしか方法はないらしいです。先日も「地元からの送迎あり」ということで選んだツアーがスケジュール的に慌ただしく移動が多いものだったらしく、食事も慌てて食べたり、ホテルの出発時間もせわしなくて大変だったと言っていました。

行きたい場所だから我慢して行くのかもしれないけれど、せっかくの旅行です。ゆっくり楽しんでほしいです。

もし今回の三世代クルーズ旅行で父が船旅を気に入ってくれたら、父と母はゆっくりとした旅が楽しめると思います。時間に追われた旅館を転々とするツアーだと、父と母もいくら夫婦とはいえ疲れてイライラする中ずっと顔を合わせていなければならないのも苦痛かと思います。

でも船旅なら、クルーズ船の中は自由に買い物できたり、お茶を飲んだり、日本船には展望浴場もあるのでお風呂を楽しみにでかけることもできますね。気に入ってくれるとうれしいなー。

でも実はキャンセル待ちなのでいけると決まったわけではないのです・・・

ここまで書いてきましたが、先日にっぽん丸に予約の問い合わせを入れたところ「すでに全室キャンセル待ちの状況です」とのお返事が・・・。

あああああ!そうですよねー。

とりあえず21日前までキャンセル料がかからないらしいので、そのころまではまだ少しうごくと思ってあきらめずにキャンセル待ちの列で待ちますね。

それと合わせて、これがダメだった場合の次の船旅を探したいと思います。

ホント、私がいいなーって思うくらいだもん、船旅慣れした皆さんはすでに動いて確保してらっしゃいますよね・・・はぁ。また出遅れた。

このサイトの記事を書いてる人
yan
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2014年、当時珍しかった日本発着外国船ダイヤモンド・プリンセスに乗船。船旅の「お手頃なのにラグジュアリー」「移動や荷造りの楽さ」など飛行機や陸路とは全然違う旅行スタイルに大感激。以降、船旅の良さを伝えずにはいられなくなる。船旅スキニナルは船旅初心者の管理人が気になったポイントをメインに構成しています。乗船記や旅行準備や、クルーズ旅行について気付いたことや覚えたことなどのブログも書いてます。1974年生まれ。

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