【旅行代理店の飛鳥Ⅱ船上説明会の感想】クルーズ旅行へのしつこい勧誘があるのかと思いきや・・・

名鉄観光主催飛鳥Ⅱ船上説明会

クルーズ船主催や地方自治体主催の説明会ではなく、クルーズ旅行を扱っている旅行代理店さんの船上説明会について

名鉄観光さんのホームページで飛鳥Ⅱの船上説明会が2019年8月19日横浜港であったので参加してきました。

参加費用は2,000円。お茶と軽食が付いています。20歳未満は参加不可です。

無料の説明会よりも参加費用のかかるものの方が安心できるのはなんでだろう・・・。

この日はゆたか倶楽部さんでも船上説明会が行われていました。こちらは昼食(前菜、メイン肉料理、デザート、指定銘柄のワンドリンク)付で6,500円の説明会だったようです。

名鉄観光さんを先に見つけて申し込み済みだったのでゆたか倶楽部さんは申し込んでいませんが、ゆたか倶楽部さんは中学生以上なら参加できたので娘も同伴できたなーってちょっと残念。

おそらく代理店さんによって違いはあるかと思いますが、今回参加した名鉄観光さんの船上説明会に参加した様子と感想をご紹介しますね。

yan
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代理店さんの説明会だから売り込みこわいなーって思ってたら全然なかったよ!

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クルーズ客船船上説明会に参加した感想

最近は外国船よりも日本のクルーズ客船の方が気になっているのもあり、さらに日本船の中で一番上品で洗練されているイメージの飛鳥Ⅱの船内が見られるということでウキウキと参加してきました。

感想をひと言で表すと「むっちゃ楽しかった!」です(笑)

一緒に参加したお友達なんて「クルーズ旅行に興味はないけれど一度くらい中を見てみたい」という理由だけで付いてきたのに、飛鳥Ⅱの船内を見て回ったりクルーズ旅行の説明を聞いたりしたら「えー!船旅いいな!これで旅行行きたいかもー!」とキラキラした目で言いだすくらい。

興味はあってもクルーズ説明会なので「売り込みはあるのか?」「どこまで見せてもらえるのか?ほとんどの時間ツアーの説明タイム??」など参加する前はやっぱりちょっと不安がありました。

船上ではない説明会だと会場の時間にゆとりがあることもあって、説明会後に「いかがでしたかー?」なんて声をかけてくれたりします。その場で申し込む気がないとそのお声かけがちょっと心苦しいんですよね。

ぜひ一度船上説明会に参加してみて豪華客船と呼ばれている船の中を見てみて!ワクワクするから!

クルーズツアーへの勧誘について

今回はそんな心配はまったく必要ない、逆にもう少しガツガツ来てくれていいんですよ??ってくらい勧誘はなかったです。

着席してお茶をいただきながらの説明会で話された内容は

  1. クルーズ旅行の良さ
  2. クルーズ未体験の人の不安や疑問
  3. 外国船と日本船のそれぞれの良さと弱いところ
  4. 飛鳥Ⅱの改装と発表されている中でのおすすめ航路

こんな感じ。

ほとんどがクルーズ旅行をしたことがない方の不安や疑問を取り除くお話。

名鉄観光さんの説明もちょっとあったけれど、「どうですかー?興味沸きましたか?」などと個人的に声をかけられることもないので参加しやすいイベントでした。

yan
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春のクルーズ旅行の予約申し込みをしてきました。売り込みなさ過ぎて「あの…申し込みお願いしてもいいですか??」って私から声をかけちゃいました(笑)

船上説明会の流れと飛鳥Ⅱ船内の様子

受付とビジターカード

この日の夕方には飛鳥Ⅱは乗客を乗せて出港するので受付カウンターには乗客用の案内がありました。

スイート利用のお客様から優先乗船ですね。

私たちはこちらのカウンターの前で集合です。ここで予約時に提出しておいた身分証明書(私は免許証)を見せてビジターカードを受け取ります。

クルーズ客船は乗船する人の管理がすごくしっかりしています。必ず身分証明書を提出してセキュリティゲートをくぐって乗船です。乗船するには必ずクルーズカードやビジターカードが必要です。また下船の管理もしっかりしています。そのためビジターカードを失くしたらスタッフ総出で探し出す必要があり、下手したら飛鳥Ⅱは出港できなくなってしまうかもしれないので絶対に失くさないようにと何度も注意がありました。

このビジターカードを首から下げていよいよ乗船です。

今回は42名の参加でした。人数が多いので2班に分かれて約20名での行動です。船内の引率は名鉄観光さんではなく飛鳥Ⅱのスタッフさんがしてくれました。

飛鳥Ⅱへの乗船と船内の様子

飛行機に乗り込むときみたいなウキウキ感です。みんなでゾロゾロ船内に向かいます。

乗船した瞬間セキュリティゲートをくぐります。多くのスタッフさんが次の出港準備をしていました。

飛鳥Ⅱセキュリティチェック

飛鳥Ⅱの船内画像(写真たくさん)

ここからはどんどん画像をアップしていきますね!

飛鳥Ⅱメインホール

飛鳥Ⅱのメインホールです。

ダイヤモンドプリンセスなど外国船のホールと比べるとこじんまりとしているけど、その分アットホームで落ち着きますね。

今回の船上説明会のグループが一緒だった男性は何度も乗船しているらしく、飛鳥Ⅱのクルーの方とも親しげに話されていました。こういうホスタリピーが感じられるのもこの規模感ならではかなって思います。

飛鳥Ⅱ船内ショップ

お洋服やバッグなどのショップ

船内にはいくつかのショップがあります。外国船ではないので免税店ではありませんが限定商品などもありお土産にTシャツなどを選ばれる方も多いそうです。

飛鳥Ⅱの中のお土産屋さん

いわゆるお土産屋さんですね。飛鳥Ⅱのグッズなどがたくさんあります。

いいなー。クルーズ旅行してここであれこれ選びたい(笑)

飛鳥Ⅱから見える赤レンガ倉庫

飛鳥Ⅱから見える横浜の街

飛鳥Ⅱに1000泊以上した方たちのネームプレートです。すごいねーーーー!

残念ながら劇場内は見られませんでした。

飛鳥Ⅱの船内図書館

クルーズ船には船内図書館があります。ここ飛鳥Ⅱにも。

船の大きさはダイヤモンドプリンセスの方が大きいけれど、図書館は飛鳥Ⅱの方がゆったりしていて雰囲気が良い感じ。

飛鳥Ⅱの船内娯楽室

色々なボードゲームを用意

クルーズ旅行では一人旅の方も結構いらっしゃいます。

外国船の場合は一人料金の150~200%の代金になるけれど、日本船の場合は130%がほとんどです。(スイート以上は160%・200%とクラスで変わります)

今回の説明会に参加された方で、次回のクルーズは何人かの旅仲間でそれぞれシングル利用(130%)で同じ船に乗船してクルーズ旅行を楽しむそうです。

飛鳥Ⅱでは(未就学児以外の)3人部屋は数多く用意されていません。しかも3人で利用できる部屋は4室限定のトリプルルームやスイートルームのみになるため予約しにくくなります。3人同部屋で利用したい場合は特に早めに予約がいいかなって思います。

ダンスタイムのスケジュール

こちらはダンスホール。

社交ダンスが趣味の方は飛鳥Ⅱが一番おすすめとのこと。

ホールが広いのもあるけれど、専属の男性ダンサーの方がいらっしゃるので女性客だけで乗船してもパートナーを務めてくれるそうです。

飛鳥Ⅱに乗船時に初めて社交ダンスを経験された方がそのまま趣味にされることもあるくらい、飛鳥Ⅱの社交ダンスレッスンは初心者にも優しいと評判だそうです。

飛鳥Ⅱマリナーズクラブの様子

本格的なバーのマリナーズクラブ

飛鳥Ⅱにある本格的な大人のバー「マリナーズクラブ」です。

英国風なインテリアで13歳未満は入店禁止なので落ち着いた雰囲気が味わえます。

通路もクルーズ船内ということで海や船の絵画が飾ってあります。

こちらはシガーバー。中の様子は撮れなかったので公式サイトより

飛鳥Ⅱシガーバー

公式サイトより

お洒落だねー。

こちらのシガーバーでは24時間喫煙可能だそうです。

フォトショップです。フォトショップの隣には自動現像機が何台かありました。

宝飾店もあります。

飛鳥Ⅱメインホール

いいね。いい。

飛鳥Ⅱカジノ

カジノルーム(カジノブース)はありますが、飛鳥Ⅱは日本船籍なので賭け事はできません。そのためカジノで換金して遊ぶことはできません。

ここでは飛鳥オリジナルグッズなどの景品が渡されるそうです。

本格的なカジノを楽しみたい場合は外国船がいいですね。日本発着のクルーズ客船でも外国船であれば外洋に出るとカジノルームが解放されて楽しむことができます。

色々なボードゲームが用意されている娯楽室。

ここの他に麻雀専用ルームもありました。

飛鳥Ⅱの船内には和室が用意されています。色々なイベント、特にお正月には書初め大会などもあるそうです。

畳のある和室から眺める景色すごく良かったですよ!

アフタヌーンティなどが楽しめるラウンジ。

もちろんバーもあります。このバーは船内なのでお天気や季節に関係なく楽しめます。

このコーナーのブルーの天井部分は夜になると星空が映し出されるそうですよ。

現在のパソコンルームの様子ですが、パソコンルームも2020年の改装でお洒落なブックラウンジに生まれ変わります。

コーヒーやハーブティなどが提供されるようになるそうです。

現在のWi-Fiやインターネット利用の金額です。

デッキの様子。こじんまりしていますが、乗客数も外国船のように多くないので十分なのかな。

プールです。ジャグジーは一ヶ所でした。

クルーズ旅行中はここで洋食の朝ごはんが振る舞われるそうです。

別のレストランで和食の朝ごはんが用意されるそうですが、和食と洋食両方いただいてもいいそうです。和食を食べてから洋食のレストランでフルーツとコーヒーを食べる方も多くいるそうですよ^^

和食レストランもあります。

フィットネスも。

それからこちらは大人気のエステサロンです。

お値段もかなりいいらしいですが、人気があってなかなか予約が取れないそうです。

スパ(大浴場)のロッカールーム。ここは無料で利用できます。

大浴場のパウダールーム。

なかなか大浴場(スパ)の写真は撮れないですよね。お客さんのいない船内見学会でしか無理なのでほんとありがたい!

 

今はこんな感じの飛鳥Ⅱの大浴場だけですが、2020年2月の改装では露天風呂もできるそうです。もちろん無料で利用可能だそうです^^

と船内の様子を。

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今回見ることができなかった施設にコインランドリーがあります。飛鳥Ⅱ(日本船)では無料でお洗濯ができるそう!これありがたい!ダイヤモンドプリンセスにもコインランドリーはあるけれど有料です。有料でもあるだけで助かるんだけどね。

 

飛鳥Ⅱ客室画像

ここからは客室の様子になります。

KステートとFステートの違いは窓から見える眺望にテンダーボートやタラップが入ってしまうかそうでないかの違いです。視界にテンダーボートが見えてしまうこと以外ほとんど同じ作りになります。

日本船は一番お手頃なお部屋でも窓があります。バスタブもあります。また無料で大浴場も利用することができます。(外国船ではダイヤモンドプリンセスにも大浴場がありますが有料です)
飛鳥Ⅱバスタブ

どのグレードのお部屋にもバスタブがあります

何がすごいって日本船はウォシュレットなんですよ!!一番手頃なお部屋でもですよ??

素晴らしい!

こちらはスイートです。いっきに広くなりましたね。

ただスイートと言ってもアスカスイートやロイヤルスイートのようにリビングとベッドルームがそこまで区切られている感じはありません。

スイートからはソファベッド利用で大人3名利用が可能です。

また、無料でウェルカムスパークリングワインが振る舞われたり、室内の冷蔵庫にはビールをはじめとしたソフトドリンクなども用意されています。

こちらはロイヤルスイートです。

しっかりとリビングルームとベッドルームが分かれているだけでなく、ゲスト用のトイレもあります。

豪華ですねー。

豪華すぎて写真を撮る手が震えてしまってます・・・。

このロイヤルスイート利用客は「海彦(有料レストラン)」メニューを含む・ルームサービス・客室内のソフトドリンクやアルコールが無料、荷物の宅配サービスも無料、Wi-Fiサービスも無料、客室内に専用パソコンサービスあり、だそうです。

アスカスイートは今回2020年の改装時に2室限定で和洋室タイプが出来るそうです。ベッドの周りが畳み敷になってよりくつろげるスタイルになります。
飛鳥Ⅱ改装後の和洋室アスカスイート

アスカスイートの和洋室(公式サイトより)

説明会での軽食画像

説明会の軽食はケーキ一個とちょっとしたお菓子くらいかなーなんて思ってたけど、想像よりずっと豪華でした。

船上説明会での軽食画像

説明会はモニターを使ってざっくりと。

知らないことも新しく色々知れて楽しかったです。

船旅に興味がない人も見学会なら手軽・気軽なので楽しんできてね!

このサイトの記事を書いてる人
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2014年、当時珍しかった日本発着外国船ダイヤモンド・プリンセスに乗船。船旅の「お手頃なのにラグジュアリー」「移動や荷造りの楽さ」など飛行機や陸路とは全然違う旅行スタイルに大感激。以降、船旅の良さを伝えずにはいられなくなる。船旅スキニナルは船旅初心者の管理人が気になったポイントをメインに構成しています。乗船記や旅行準備や、クルーズ旅行について気付いたことや覚えたことなどのブログも書いてます。1974年生まれ。

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